2013年10月17日木曜日

CSRM。

国立大阪救命センターblogの更新をお待ちの
全国の皆様。
 
 
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
 
 
たいへん
大変
お待たせ致しました!!
 
 
 
久しぶりすぎてお忘れですか??
 
 
 
そうです、
レジデントの。。。
 
 
さ お や ま
 
 
です。
 
 
 
 
ここ最近は
 
すっかり忘れて
忙しくて
 
更新できておりませんでした。
 
 
大変申し訳ございません。
 
 
 
さて、今回は9月に参加してきた
CSRMという訓練について
 
ご報告を。
 
 
CSRMとは
「Confined Space Rescue and Medicine」
の略であり、
 
狭隘空間における救助と医療
 
のことを指しています。
 
 
は?
 
狭隘?
 
きょう。。。???
 
 
「きょうあい」空間ですね。
 
 
 
恥ずかしながら僕は初めて耳にする言葉でしたが、
 
「狭すぎて身動きもままならない空間において
いかに要救助者を救助するか、医療を提供するか」
 
という訓練です。
 
 
 
この訓練のため、当院からは僕の上司である
若井先生、
男性看護師2名、
大阪消防の救急隊員1名、
僕、
 
という5人で兵庫県立広域防災センターへ。
 
1泊2日で参加してきました。
 
 

 
なんでもこの兵庫県広域防災センターというのは
救助隊の間では、訓練所として
 
「聖地」
 
と呼ばれているらしく、
 
北は北海道、南は鹿児島と
全国各地から
 
 
血気盛んな救助隊の皆様が参加しておられました。
 
 
 
まさに
 
アツき漢(おとこ)のてんこ盛り。
 
 
 
 
そんな漢(おとこ)たちのなか、
 
やや??運動不足な我々は
土曜日の昼に到着し、1時間の講義の後、
 
持参したユニフォームに着替え
早速実習へ。
 

 
1人ログロールという、
救助者1人で要救助者の体位を変換する練習を。

 
ふだん病院では複数人で1人の患者さんの体位変換を行うため
この手技はとても勉強になりました。
 
 
快晴の空の下、
汗だくになりながら訓練する僕。
 
 
 
 
 
暑さと疲労のなかにも
なにか涼しげな気持ちに。。。
 
 

 
そんなとき、
背後から声が。
 


 
 
「すみません、佐尾山さん。
 
大変申し上げにくいんですが、、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
おしりが破れてます。」
 
 
 
 

。。。
 
。。。
 
。。。
 
 
what??
 




 
 
「さっきからお尻のとこが破れていて、、、、
 
 
 
 
 
 
パンツ出てます。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なにぃぃぃぃぃ!!!!!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 

 
本当だ。
 
 
本当に
お尻
部分が破れている。


 
まさか。
 
 
 
さっきまで感じていた
 
あの
スースーした感じは
涼しさ
 
 
これだったのか。。。
 
 
 
訓練開始わずか1時間程度で破れた
僕のユニフォームって一体。。。
 
 
 
結局、救助隊の方のつなぎを貸していただき
なんとか、

 
おケツ丸出しで訓練継続
 
 
という生き地獄を味わわずに済みました。
 
 
本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 
訓練では2日かけて実際にがれきの下に潜っていき
要救助者に接触したり、
 
完全に光が閉ざされた空間を
手探りで進んでいったり、
 
 
がれきの奥にいる要救助者を
チームで作戦を考えながら実際に救出したり、
 
 
 
とても良い経験をさせていただきました。
 
 
 
僕もDMATの訓練は受けましたが
Rescueの現場がいかに大変であるかを改めて感じました。

日頃からこのような訓練をしていなければ

いざ災害時に実際に瓦礫の下を
救助に向かうことは

困難ですね。
 
 
 
そして、1日目の終わりには参加者全員で親睦会。
 
 
 
さすがは漢(おとこ)たち。
 
 
がぶがぶ飲んでおられました。
 
 
 
 
 
あれ?
そういえば前回、
 
「学会について第2弾を」
 
と締めくくった気がしますね。
 
 


 
 
ま、えっか。